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ナイジェリアのEko Atlantic Cityとは？

少し古い記事ですが
ナイジェリアもエジプトの新首都同様
巨大都市の建設の開発を進めています。

その名前がEko Atlantic City！！です。

参照：Vol.0384:Eko Atlantic Cityの全体プラン

2022年の最新状況は下記です。

埋め立ても終わり、本格的な開発はこれから！
と言う段階に来ました。

Eko Atlantic Cityのすごいのが
ラゴスの先の湾岸エリア約10km²を
埋め立てした所です。

ここがエジプトの新首都と違う所で
エジプトの新首都は、タダ同然のバカ広い土地を
開発したのに対して

ナイジェリアのEko Atlantic Cityは
約10km²（東京都中央区の面積とほぼ同じ）を
埋め立てをしたと言うことです。

とんでもなくコストがかかっているわけです。

また、ナイジェリアはラゴス島、ヴィクトリアアイランドなど
『アフリカで１番高い不動産』と言われるほど
不動産価格が高騰しており
Eko Atlantic Cityの不動産も高くなっています。

80㎡のマンションで、7000万円前後しますので
東京のマンション価格と、さほど大差はありません。

それがEko Atlantic Cityの不動産なので
弊社でもEko Atlantic Cityの不動産は
取り扱ってはいますが、あまり積極的ではない所があります。

Eko Atlantic Cityはタックスヘイブンに！！

Eko Atlantic Cityの不動産は高くすぎて
なかなか手が出ないのですが

Eko Atlantic City全体は
タックスヘイブンになる予定です。

Eko Atlantic City内で会社登記が
されていると、一切の税金がかからない！
と言う制度が導入されます。

これはジョージアとは大きく状況が異なります。

ジョージア法人は税金がかかってきませんが
税金がゼロと言うことではありません。
ジョージアには法人税はあります。

ジョージアは、会計処理を正しく行っていけば
結果として『税金がゼロになる』と言うスタンスで

考え方としては
『会計処理を正しくするためにコストがかかるのと（税理士費用）
正しく申告をしなければ、税金はゼロにならない』
と言うことです。

しかし、Eko Atlantic Cityのタックスヘイブンは
最初から『税金がゼロ』なので、そもそもとして
会計処理が不要なのです。

ここの違いはかなり大きいです。

会計処理が不要なのであれば
やりたい放題と言うのが
Eko Atlantic Cityの法人です。

まとめ

弊社のクライアント様はよくご存知かと思いますが

弊社はナイジェリアのマイナンバー『BVN』を発行できる会社です。
しかも、ナイジェリアにも行かないで！！

今のナイジェリアは
BVNがなければ、何もできない国になってしまったので
（BVNは銀行口座、法人登記、クレジット、保険、年金
ありとあらゆる所に紐付けがされます）

ナイジェリアのタックスヘイブンを利用したいと
考えればBVNは必須となるわけです。

ナイジェリアの元々のきっかけは
『Eko Atlantic Cityの不動産に興味があったから』ですが

思いのほか、価格が高く断念し
それが、タックスヘイブンができると言うことで
当初、予定をしていた所と違った方向で動き出してきています。

かなりクライアント様にメリットがあるスキームは作れると思いますので
今後のナイジェリアに期待をして頂ければと思います。

また、ナイジェリアのBVNは一度、発行してしまえば
『永久に使える番号』ですので
まだ、発行していない人は
とりあえず、使う使わないは別にしても
BVNだけは発行をしておいてもらえばと思います！

ナイジェリアは、銀行口座、証券口座だけではなく
色々とすごいことになります！！